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DAHON K9Xに、大きなフロントバッグを付けたい。しかも、折りたたみや輪行の使い勝手はなるべく損ないたくない。僕もK9Xを買ってから、そんなカスタムを考えました。
そこで取り付けたのが、MUQZIのフロントキャリアブロックと、メルカリで購入したBROMPTON(ブロンプトン)純正の大型フロントバッグです。
実際に使ってみると、とにかく見た目がいい。大きなバッグが付くだけで、一気に「旅に行く自転車」という雰囲気になります。収納力にも満足しています。一方で、使い続けていると、荷物が多い日の上り坂では重さが気になることも分かりました。
この記事では、僕が使ったパーツと取り付け方法、ワイヤーとの干渉、折りたたみ、実際に走った感想を写真付きで紹介します。

K9Xに取り付けたのはMUQZIキャリアブロック+BROMPTON純正バッグ
僕が実際に使った組み合わせは、DAHON K9X、MUQZIのフロントキャリアブロック、そしてBROMPTON純正の大型フロントバッグです。バッグはメルカリで購入しました。
MUQZIのブロックを買ったのは2024年。当時の写真も残っているので、作業時の様子を紹介できます。


写真に写っているのは2024年に購入したMUQZI製です。今から同じようなカスタムをしたい人向けに、同等タイプのTWTOPSE製キャリアブロックを紹介します。
MUQZIと同等タイプのキャリアブロック:TWTOPSE
僕が使っているMUQZIと同等タイプの、TWTOPSE製フロントキャリアブロックです。DAHON K9Xの取り付け穴は3穴で、このキャリアブロックも3穴に対応しています。 BROMPTON純正のフロントバッグや、同じ取り付け規格の互換バッグを装着するための製品です。自転車仲間からも同じように使えると聞いており、K9Xをフロントバッグ仕様にしたい方におすすめの候補です。
MUQZIフロントキャリアブロックの取り付け方法
1.K9X純正の化粧プレートを取り外す
まず、K9Xのヘッドチューブ前方に付いている純正の化粧プレートを取り外します。六角レンチでネジを外すと、プレートの下に縦3つの取り付け穴が現れます。


2.まずは土台側の部品を3本のネジで固定する
MUQZIの固定金具をヘッドチューブに合わせ、先に土台側の部品を3本のネジで固定します。ただし、ここではまだブロック全体を組み立てません。


3.ワイヤーのまとめ材を外し、ブロックの内側に通す
K9Xのワイヤーは、もともとビニールテープのようならせん状のまとめ材でひと束になっています。これを外してワイヤーをばらし、土台の手前側、完成後の四角いブロックの内側になる位置にワイヤーを通します。

ここが一番大事なポイントです。手前側の部品まで組み立て、ブロックを四角い形に完成させてしまうと、後からワイヤーを内側に通せません。 僕は3本のネジで土台を固定した段階でワイヤーをよい位置に収め、それからブロックを完成させました。
4.ワイヤーを収めてからブロックを完成させる
下のMUQZIロゴが見える写真は、まだブロックが完成していない途中段階です。土台を3本のネジで固定したあと、手前側が開いているうちにワイヤーをブロックの内側に収めます。そこで残りのパーツを取り付けて四角い枠を完成させ、最後にカバーを付けます。次の写真が、ワイヤーを通して組み立て終えた完成状態です。


5.バッグを装着し、ハンドルとブレーキを確認
最後にBROMPTON純正のフロントバッグを装着します。僕のK9Xでは、ワイヤーをこのように通すことで、ハンドル操作もブレーキ操作も全く問題ありませんでした。
ただし、ワイヤーの長さやバッグの形によって干渉の仕方は変わります。取り付け後はハンドルを左右いっぱいに切り、ブレーキが意図せず掛からないか、ワイヤーが突っ張らないか、そして固定部が確実に締まっているかを確認してください。
実際に起きたトラブル:MUQZIの固定ネジが緩みかけた
便利なキャリアブロックですが、使っているうちに固定ネジが緩むことがありました。 一度は抜けそうになったこともあります。もし旅先でブロックが外れてしまったら、大きなフロントバッグを抱えて移動することになり、かなり大変です。
そこで僕は、念のため予備のキャリアブロックを1個バッグに入れておくのもアリだと思っています。旅先ですぐに同じ部品を調達するのは難しいですからね。
僕が使ったのは低強度の「LOCTITE 222」
ネジが緩むのを防ぐため、僕が実際に使ったのはLOCTITE(ロックタイト)の「ねじロック222」低強度タイプです。自転車に詳しいXの仲間にも相談し、強度が高すぎるものは後からネジを外しにくくなると聞いたので、低強度を選びました。
僕はネジのねじ山に少量だけ付けて締め直しました。その後は、今のところネジが抜けかけることは起きていません。たくさん塗ればよいというものではなく、製品の説明に従って少量を適切に使うことが大切だと思います。
ロックタイト222はメーカーも小径の金属ネジ向け・取り外し可能な低強度タイプとして案内しています(LOCTITE公式製品情報)。ただし、この製品がK9XとMUQZIブロックの組み合わせにメーカー指定されているわけではありません。ネジや相手材との適合、締め付けトルクを確認し、ネジロック剤だけに頼らず定期的に緩みを点検してください。
ブロンプトン純正バッグを付けたK9Xの見た目が好き
僕が使っているのは、メルカリで購入したブロンプトン純正の大型フロントバッグ。車体に付けると、思っていた以上に存在感があります。
大は小を兼ねるというか、出かけるときに荷物の量をあまり気にしなくていいのがうれしいところです。何より、この大きなバッグが付いている姿がかっこいいんですよね。旅感が出て、写真を撮りたくなる。所有感という意味でもかなり満足しています。

バッグを付けたままでもK9Xは折りたためる?
ここも気になるところですが、キャリアブロックもバッグも付けたままで、K9X自体を折りたたむことはできます。
ただし、僕は輪行袋に収納するときにはバッグを取り外しています。 ブロックは車体に付けたままです。つまり、普段の折りたたみと、輪行袋に入れる準備は分けて考えた方が分かりやすいと思います。
使って分かったデメリット:荷物が多いと上り坂がつらい
基本的にはすごく気に入っているバッグですが、使い続けているうちに「重さ」は気になりました。特に荷物をたくさん入れて走ると、上り坂で重量のロスをかなり感じます。
バッグ自体にもそれなりの重さがあります。荷物が少ない日にまで、このサイズを使う必要はないとも思っています。それでも、大きいバッグを付けたK9Xの姿が好きなので、つい使いたくなるんですよね(笑)。
今後は旅行や荷物が多い日はこのバッグ、軽快に走りたい日は小さくて軽いバッグという使い分けができれば理想です。現時点で小型バッグを使い分けているわけではなく、もう一つ欲しいと思っている段階です。
大型・小型フロントバッグのおすすめ候補
大容量で旅感を出したいなら:TWTOPSE ロールトップTバッグ27.5L
大きなバッグが好きな方には、TWTOPSEの27.5Lロールトップバッグもおすすめの候補です。僕が使っている純正バッグとはブランドこそ違いますが、たっぷり荷物を積んで旅仕様にしたいなら、同じような方向性で選べる大型バッグ。見た目も好みで、今バッグを選び直すとしても迷いそうな一品です。対応するキャリアブロックの形状は確認して選んでください。
少し小さめでも純正品がいいなら:BROMPTON BOROUGH BAG 14L
荷物が少ない日には、もう少しコンパクトなバッグも欲しいと思っています。そんな方に紹介したいのが、BROMPTON純正のBOROUGH BAG 14L。僕の写真に写っている大型のグレーバッグとは別モデルですが、純正らしい仕上がりと少し小さめのサイズ感が魅力です。ワイズロードで販売されているオリーブカラーのモデルを紹介します。
ワイズロードでBROMPTON純正BOROUGH BAG(オリーブ・14L)を見る
まとめ:大きなフロントバッグは旅の楽しさを増やしてくれる
MUQZIのフロントキャリアブロックとブロンプトン純正バッグの組み合わせは、僕のK9Xではうまく使えています。ブレーキワイヤーやハンドル操作に問題はなく、バッグを付けたままでも車体を折りたためました。輪行袋に入れるときはバッグだけ取り外しています。
収納力はもちろんですが、それ以上に「このバッグを付けたK9Xがかっこいい」というのが僕の本音です。その一方で、荷物が多い上り坂では重量が負担になります。旅行・荷物多めの日と、軽快に走りたい日でバッグを使い分けるのが、今の僕の理想です。
ほかにもK9Xのレビューやカスタム記事を書いています。購入検討中の方は、こちらもどうぞ。



K9Xを選んだ理由や、ほかの使い方も気になる方には、試乗・比較してK9Xを購入した記事、K3とK9Xの比較記事、K9Xで100km超を走ったレビューもおすすめです。

