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折りたたみ自転車を買う前は、僕も「車に積みやすい」「電車に乗せられる」ぐらいに考えていました。
でもK9Xを実際に使って、一番面白いと思ったのは別のところです。
折りたたみ自転車の本当のメリット
サイクリングを「往復」で考えなくてよくなること。つまり、片道だけ走って帰りは電車、あるいは電車で遠くへ行ってそこから自転車で走る、という遊び方ができます。


ロードバイクでは輪行そのものがイベントになる
ロードバイクでも輪行はできます。
ただ僕の場合、前輪や後輪を外し、袋へ収め、駅で組み立て直す作業を毎回やるのは少し面倒でした。
育休中に早朝サイクリングをしていた頃は、自由に使える時間が1〜2時間ぐらいでした。そういう時に輪行準備で時間を使うと、それだけで「今日は近所でいいや」となります。
K9Xなら折りたたみに慣れると5分程度。僕にとってはこの差がかなり大きかったです。
僕が実際に使っているのはSlip Bag 16
K9XにはDAHON純正のSlip Bag 16を使っています。
自転車を折りたたんで袋へ入れ、肩から下げる。最初は多少手間取りましたが、慣れれば電車と自転車の切り替えがかなり速くなります。
「行きは自転車、帰りは電車」ができる
K9Xでは、愛知県側から下呂方面まで100kmを超えて走り、帰りは電車で戻るような遊び方もしました。
普通の自転車だと、目的地へ着いた瞬間に「楽しかった。で、ここから同じ距離を帰るのか…」となります(笑)。
折りたたみなら、ゴールを駅に設定できるんです。
これだけでルート作りの自由度が一気に上がります。
逆に「電車で行って、自転車で帰る」もできる
逆に、先に電車で知らない駅まで行って、そこから自宅方向へ走るのも面白いです。僕はこの遊び方を知ってから「ルートは家から円を描くもの」という感覚がなくなりました。
迷ったり疲れたりしても、途中の駅からまた輪行すればいい。
以前はStravaで家から20km圏内ぐらいのルートを作っていましたが、どうしても似た道になります。折りたたみならスタート地点そのものを変えられる。魚を食べに行くとか、知らない街を抜けるとか、「目的地ありき」でルートを作れるようになりました。
片道サイクリングにK9Xはかなり向いている
K9XはK3ほど小さくありませんが、16インチ・9速なので輪行後の走行距離を伸ばしやすいです。
だから僕のように、「電車で運ぶけど、その後もしっかり走りたい」という使い方と相性がよいです。
街歩き中心ならK3の方がさらに面白いかもしれない
一方で、輪行先で10〜20km程度をゆっくり走るだけならK3の小ささは魅力です。
K3は14インチ・8.2kgで、純正Slip Bag miniもK9X用よりコンパクトです。
今の僕はロードバイクを別に持っているので、「輪行専用セカンドバイク」としてならK3もかなり欲しいです。
K3とK9Xの選び分けはこちら
片道サイクリングで気をつけたいこと
- 目的地や途中に輪行できる駅があるか確認する
- 混雑時間帯の電車を避ける
- 鉄道会社の自転車持ち込みルールを確認する
- 輪行袋を忘れない
- 長距離ならパンク修理用品を持つ
- 最終電車だけに頼る無理な計画にしない
まとめ:折りたたみ自転車は「移動の片道を消せる」
K9Xを買って良かったと思うのは、単に収納が小さくなったからではありません。
サイクリングのルートを往復から片道へ変えられたことです。
「自転車で行った場所から自転車で帰らなくていい」。この自由さは、折りたたみ自転車を所有して初めて実感しました。
僕がK9Xを選んだ経緯はこちら
K9Xを長期間使った現在の評価はこちら
頑張ってください!

