蒲郡周辺をロードバイクで走ってきました。
本当は公式ルートをもう少しきれいに走るつもりだったんですが、出発直後にパンク。Googleマップには「ロードでここを通るの?」という細道へ案内され、山側へ向かったら熊の目撃情報が気になって撤退しました。
予定どおりにはいかなかったものの、最後は漁港や海岸線を流しながら西尾市の東幡豆まで走り、干潮時だけ前島へ歩いて渡れるトンボロ干潟まで発見。むしろ、行き当たりばったりだったからこそ面白い午前ライドになりました。
今回の蒲郡〜東幡豆ライド
- 使用した自転車:ロードバイク
- 午前の走行距離:約15km(東幡豆海岸到着時点)
- 主なルート:蒲郡周辺〜県道525号の山側〜漁港〜東幡豆海岸
- 印象に残ったこと:魚米のマグロ朝食、パンク、Googleマップの細道、山からの撤退、海沿いポタリング、前島のトンボロ干潟
今回は午前中に走った蒲郡〜東幡豆の記録としてまとめます。
朝は「まぐろ屋 魚末」のマグロを海辺で
朝は蒲郡の「まぐろ屋 魚末」へ。店内のショーケースには、刺身やネギトロ、マグロを使った惣菜が並んでいました。

買ったのはマグロの刺身やネギトロなど。海が見える場所へ移動し、水面を眺めながら朝食にしました。店で食べるのとは違い、自分で好きなものを選んで海辺に広げるだけでも、蒲郡らしい朝になりました。

出発直後にパンク。それでも10分ほどで復帰
この日のスタートは、いきなりパンクでした。
車体を逆さにしてホイールを外し、タイヤレバーと予備チューブ、Topeakの携帯手動ポンプを使ってその場で修理。パンクした瞬間は面倒でしたが、最低限の道具を持っていたので、10分ほどで走り出せました。
今回使ったのは、Topeakの携帯手動ポンプと、700×23〜26C・仏式バルブ34mmの予備チューブ。電動ポンプは楽ですが、今回はごく短距離の予定で重さを減らしたかったため持っていきませんでした。こういう時、空気入れ、予備チューブ、タイヤレバーを持っているかどうかで、その日のライドが終わるか続けられるかが変わります。
電動ポンプは楽。ただしパンク用なら容量と重さに注意
家で空気を足すなら、電動ポンプはかなり楽です。ただ、コンパクトな電動ポンプは、パンク後のタイヤへゼロから空気を入れると電池を一気に使います。出先でのパンクまで想定すると、結局はコンパクトな携帯手動ポンプも必要になると感じています。
電動だけを持っていくなら、僕が使っているような容量の大きめなタイプの方が安心。その代わり重くなるので、「軽い手動ポンプを持つ」か「重さを受け入れて大きめの電動を持つ」かを選ぶことになります。今回はごく短距離の予定だったため、Topeakの手動ポンプだけにしました。
Googleマップの自転車ルートで「道なき道」へ
三ヶ根駅方面へ向かう時、Googleマップを自転車モードにしたところ、途中からかなり細い道へ案内されました。
畑の間や橋の下を抜けるような道で、ロードバイクでは正直かなり走りづらかったです。「本当にここを通るの?」と思う区間もありました。


ただ、すぐ隣を電車が走っていて、車ではまず入らない景色に出会えたのは面白かったです。快適な最短ルートではありませんでしたが、自転車だから見られた景色でした。

県道525号の山側へ。ガサッという音が全部「熊」に聞こえて撤退
その後は県道525号を少し走り、山側へ入りました。

入口付近の舗装は思っていたよりきれいで、車も少なめ。ロードバイクで登るには気持ちのいい道でした。
ただ、少し進むと周りの緑が濃くなり、一気に山深い雰囲気になってきました。

そのうち、道脇から「ガサッ」「カサッ」と音がするたびに、いちいち振り返るようになりました。たぶん鳥か、トカゲ、せいぜい蛇くらいだったと思います。
でも一度「熊かも」と思い始めると、もう全部の物音が熊に聞こえてきます(笑)。過去の熊の目撃情報を見つけたこともあり、一人だった僕は完全に怖くなって、ここで撤退しました。
あとから考えれば、かなり前の目撃情報だけで勝手にビビっていただけかもしれません。危険な道だったと断定する話ではなく、この日は僕の想像力が強すぎて引き返した、という話です。
山を諦めて海側へ。これが正解だった
山側を諦めたあとは、そのまま海へ向かいました。
蒲郡周辺は、海岸線から数km内陸へ入るだけで山道があります。しっかり登りたい人は山へ、気軽に走りたい人は海へ。同じエリアで遊び方を変えられるのが面白いところです。
海側では、漁港の細い道まで入っていけました。船のすぐ横を、潮風、波の音、海の匂いを感じながら走れます。車でも入れる場所はありますが、好きなところで止まりやすく、ごちゃごちゃした港の中へ気軽に入れるのは自転車ならではだと思います。

東幡豆海岸で、前島へ続くトンボロ干潟を発見
海沿いを流しているうちに、西尾市の東幡豆海岸へ着きました。
目の前には前島があり、干潮時には砂浜の道が現れて歩いて島へ渡れます。こういう場所があるとはまったく知りませんでした。

日曜の昼でしたが、人は二組ほど。カップルや夫婦らしい人が歩いて渡っていました。駐車場があり、簡易トイレも置かれていました。子どもを連れてきても喜びそうです。
観光地として有名な場所を狙って来たわけではなく、海沿いを適当に走っていたら偶然見つけた場所でした。こういう出会いがあるのも、ポタリングの良さだと思います。
海のすぐ横にある前島市場にも寄ってみた
海岸には「前島市場」と書かれた小さな場所もありました。入口からして手作り感があり、ロードバイクを置いて写真を撮りたくなる雰囲気です。

中へ入ると、すぐ先が海。干潮時の砂浜や前島を眺められる休憩スペースもありました。この日は営業日ではなかったようですが、予定を決めずに走っていたから見つけられた場所として印象に残りました。

蒲郡の海沿いは初心者のポタリングにも良さそう
公式ルートを全部走ろうとすると距離も伸びますし、山側を組み合わせればそれなりに走りごたえもあります。
でも、自転車を始めたばかりなら、最初から50km以上を狙わなくても十分楽しめます。天気のいい日に海岸線を10〜20kmほど走り、気になった漁港や海岸で止まるだけでもいい。
海沿いだけなら、ロードバイクだけでなくミニベロでも問題ありません。むしろ荷物を載せやすく、鍵をかけやすいミニベロの方が、寄り道中心のポタリングには気楽かもしれません。
山側までしっかり走るならロードバイク。海沿いで景色や寄り道を楽しむならミニベロ。蒲郡周辺は、その日の気分や車種に合わせて走り方を変えられる場所でした。
蒲郡なら海鮮+サイクリング+温泉を一日に詰め込める
朝に海鮮を食べ、午前中は海沿いをサイクリング。最後に温泉へ寄る。蒲郡なら、そんな一日の使い方もできそうです。
予定どおり走れなかったけど、結果的にはかなり面白かった
本当は公式ルートをきれいに走って、「蒲郡のサイクリングコースを走ってきました」と書く予定でした。
実際は、出発直後にパンク。Googleマップで謎の細道。山へ行ったら怖くなって撤退。仕方なく海へ向かったら、知らない漁港と東幡豆海岸、前島のトンボロ干潟を発見しました。
まったく予定どおりではありません(笑)。
でも、この日いちばん印象に残ったのは、公式ルートではなく偶然入った漁港や東幡豆海岸でした。
自転車は、目的地へ行くための道具というより、「なんとなくこっちへ行ってみよう」ができる乗り物なのかもしれません。
蒲郡周辺で自転車に乗るなら、最初から長距離を走ろうとしなくても大丈夫。海沿いを10〜20kmほど走り、気になったところで止まって海を見る。それだけでも十分楽しめる場所でした。
蒲郡周辺を別の自転車でも楽しむなら
今回の実走はロードバイクでしたが、蒲郡駅まで電車で輪行し、駅から海沿いをのんびり走るなら折りたたみミニベロも相性がよさそうです。

