「ベビーベッドをDIYしたら、市販品より安く作れるんじゃないか?」
僕も最初はそう思っていました。
第一子が生まれる前に、内寸600×900mmのミニサイズのベビーベッドを自作しました。最終的にかかった費用は、当時の記憶では工具代も含めて約2万〜2万5千円です。
ただし、これは2021年の制作について記憶をたどった概算です。当時のレシートがすべて残っているわけではないため、材料ごとの細かな金額を推測して埋めることはしません。
この記事では、「何にお金がかかったのか」「どこを節約したのか」「逆にケチって後悔したところはどこか」を、当時の写真と実体験からまとめます。設計や制作全体については、DIY初心者がベビーベッドを自作した親記事で詳しく紹介しています。

結論|ベビーベッドDIYは工具込みで約2万〜2.5万円
僕が作ったのは、スライド式の柵、すのこ、ストッパー付きキャスターを備えたミニサイズの木製ベビーベッドです。
制作前は木材の量だけを見て、「1万円台前半くらいでいけるのでは」と考えていました。ところが必要なものを具体的に割り出すと、木材以外の金具、塗料、消耗品、工具の費用が積み重なります。
安全上の注意:この記事は、2021年に自宅用として制作したベビーベッドの費用記録です。安全性が確認された設計図や制作手順ではありません。これから用意する場合は、現行の安全基準に適合した市販品をまず検討し、自作する場合も最新の基準や専門家の助言を確認してください。
何にお金がかかった?実際に使ったもの
木材
- 2×4材
- 1×4材
- 1×2材などの細めの木材
- 柵に使う丸棒
- ダボ
- 補強やガイド用の木材
柱など頑丈さが欲しい部分には2×4材、すのこには1×4材、柵には丸棒を使用しました。木材はカインズで購入し、大部分を必要な寸法にカットしてもらってから持ち帰っています。


金具・消耗品
- ボルトやビス
- 木へ埋め込む雌ネジ金具
- スライド柵を固定する金具
- ストッパー付きキャスター4個
- 木工用ボンド
- ニスとハケ
- 作業時に敷くブルーシート
木材だけを見ると安く作れそうに感じますが、こうした細かな部品を揃えると金額が積み上がります。

工具
- インパクトドライバー
- サンダー
- ジグソー
- ダボ穴用のビット
- インパクトに付けるヤスリ状の工具

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。以下は僕が当時使った機種そのものではなく、これから工具を揃える場合の候補です。
インパクトドライバーはマキタの中古品を購入しました。価格は6千円台だったか1万円弱だったか、今となっては記憶が曖昧です。サンダーも3千円前後だった記憶がありますが、正確な購入価格としては断定しません。

最初は工具代をかなりケチりました
「工具を買いすぎて、市販のベビーベッドより高くなったら本末転倒では」と考え、最初はサンダーを買わずに済ませようとしました。
インパクトドライバーにヤスリ状のものを付けて木を削ってみましたが、広い面をきれいに仕上げるには厳しく、結局サンダーを購入しました。今振り返っても、サンダーは最初から用意してよかった工具です。
一番後悔した節約はトリマーを買わなかったこと

ベッド柵を上下にスライドさせるため、フレーム側に縦方向の溝を作る必要がありました。この加工にはトリマーが向いています。
しかし当時は「ベビーベッドのためだけに1万円強の工具を追加するのか」と考えて購入を見送りました。代わりにダボ穴用ビットやヤスリを使い、あの手この手で削っています。
結果として溝はでき、柵もスライドしましたが、ものすごく苦労した割に仕上がりはギザギザです。しかも、その後別のDIYで結局トリマーを購入しました。今同じものを作るなら、最初からトリマーを用意します。
柵の丸棒も安さを優先して後悔した
1台目では、直径8mm程度だったと思う細い丸棒を使用しました。何本も必要なので、価格を抑えたかったためです。
ところが子どもが成長して柵をつかんで引っ張るようになると、丸棒がかなりしなりました。実際に折れることはありませんでしたが、今なら価格だけで丸棒を選ばず、現行の安全基準や必要な強度を確認します。ただし、単純に丸棒を太くすれば安全になるという意味ではありません。
市販品より安かった?価格だけなら微妙です
工具込み2万〜2万5千円だった僕のベビーベッドは、「DIYだから圧倒的に安い」とは言えません。費用と手間だけを考えるなら、現行の安全基準に適合した市販品を選ぶ方が合理的な場合もあります。
僕の場合は、大人用ベッドと寝床の高さを合わせられること、使い終わった後に棚や机へ変更できること、そして自分で作ったものに子どもが寝てくれることに価値を感じました。
市販品との比較や、制作全体の失敗・使用後の転用については、ベビーベッドDIYの親記事にまとめています。
工具はベビーベッドを作った後も残る
DIY費用を考えるとき、工具代をすべて「ベビーベッドの費用」と考えるかは悩ましいところです。インパクトドライバー、サンダー、ジグソーは、その後のDIYでも使えます。
これから別の木工にも挑戦したい人なら、工具を揃えること自体が無駄になるとは限りません。一方、今回だけのために作るなら、市販品やレンタルも含めて比較した方がよいと思います。
今もう一度作るなら、お金をかける場所
- スライド柵を作るなら、適切な加工方法と工具を確認する
- 柵の材料は価格だけで選ばず、現行基準や必要強度を確認する
逆に、ホームセンターで木材を切ってもらう、必要のない高級工具を最初から揃えない、中古工具も選択肢にするといった点は、今でも同じように考えます。
まとめ|安さだけなら市販品。でも作った経験は残った
僕のベビーベッドDIYにかかった費用は、当時の記憶では工具込みで約2万〜2万5千円です。
- 当初は1万円台前半を想定していた
- 木材以外に金具・キャスター・塗料・工具も必要だった
- 中古・安価な工具も利用した
- トリマーを買わなかったことは後悔した
- 細い丸棒を価格優先で選んだことも反省点になった
- DIYだから必ず市販品より安いとは限らない
安さだけが目的なら、まず安全基準に適合した市販品を検討する方がよいと思います。一方で、僕にとっては子どものために作った経験や、その後も使える工具、棚やテーブルへ転用できたことまで含めて、思い出に残るDIYになりました。
寸法、スライド柵、制作期間、使用後の感想まで読みたい方は、DIY初心者がベビーベッドを自作した全記録もご覧ください。

