どうも、得する情報をお届けするmoririkuです。
昨今の自転車ブームでサイクリングを趣味にしている社会人の方も多いかと思いますが、そんな方たちへ朗報です!1週間でも海外プチツーリングは楽しむことが出来ます!今日は2013年5月に1週間の日程で行った台湾縦断の経験をお届け出来たらと思います。
旅のルートは?決め方は?
実際のルート
ルート:高雄市~台北までの360㎞程度
学生時代は自転車旅を沢山しましたが3年間ブランクがあったので、控えめ設定となっています。
ルートの決め方
国の西側は鉄道網が発達しているので、もしも野たれ死にそうになったらいつでもワープ出来る様に、国の西側を旅しようと、このルートに決めました。
もし、あなたが体力に自信があるのならば、台湾最南端から最北端までの”本当の”縦断を計画するのも良いですね。
ちなみに、最後台北から桃園空港まで自走するのが面倒になり、タクシーを利用しましたが、どうしても途中で断念する場合、近くの駅までタクシーでワープすることも出来ますから、安心して旅することが出来ますよ。
自転車を海外に持ち込むには?
日本の電車などで輪行するのと同等で預け荷物として飛行機に持ち込むことが可能です。
輪行(りんこう):公共交通機関で自転車を運ぶこと
タイヤが見えないことが重要ポイントの様です。
ちなみに、空港から新幹線で左営駅(高雄駅近く)まで移動してしまってから、台北に戻るルートを取りました。新幹線は日本の物を使用していて使い勝手も何もかも一緒です。
価格:7,530円 |
自転車旅の魅力とは?
スピード感が良い
僕にとって、日本を旅行するときも、海外を旅行するときも色んなことを感じることが出来るスピードが自転車であると考えています。
例えば、地域性。
田舎と都会
都会の人との会話はまず、お前はどこから来たのか、なんの仕事をしてるのかとか身上調査から始まる。逆に田舎の人との会話は、暑いな。これ食うか?あっこ行った?とかまるで以前から知ってる人みたいに突拍子もない。
観光地と非観光地
観光地は店員とかの対応が観光用に教育されてて、いい意味で気持ちがいい。非観光地はいい意味ですれてなくて、その国、地域のリアルな日常を垣間見る。
そういう移り変わりに対して、「あ、変わって来た!」っていうのがむちゃくちゃわかる、そのスピードが自転車なのです。
台湾1人旅での宿泊について
宿の種類はホテル、飯店、ユースホステル、旅社、ゲストハウス、と大きく分けられる。
値段は5万から500円ぐらいで挙げた順に安くなる印象。
初日の高雄で上記の全てのタイプの宿を見に行きましたが冷房がきいて、ベッドが綺麗なラインが2000から3000円ぐらいの相場だと思いました。僕が旅をした6月はもうめっちゃ暑いので冷房が効かないと厳しいです。
僕は「旅社」を利用していました。
旅社というのは恐らくラブホみたいなものなんですが、どうみてもラブホな旅社もあれば、どうみてもビジホな旅社まで色々あるので、後者を選べば気まずさもなかったです。
だいたい値段は2000から3000円で冷房きいて、ベッドはメイキングされています。
写真をみて頂ければわかると思いますが、自転車は部屋まで持ち込みOKです。
台湾の交通事情は圧倒的に原付天国
車は右側通行の左ハンドルで圧倒的に原付天国でものすごい数の原付が走っていました。
自転車も原付と並走になります。
交通マナーは極めて悪く、皆俺ルールで走ってるから正面から車や原付が向かって来ることがしょっちゅうあってヒヤヒヤします。信号はあるにはありますが、中心街以外はほとんど機能してなくて、皆俺ルールで走っていました。
最初は恐怖で一杯でしたが、人間慣れるもので僕もだんだん俺ルールでいかせてもらうようになり、解決しました。
※2018年 最近台湾に行った知り合いに聞いた話では、以前よりかなり交通ルールは改善した模様。ただ、台北の状況なので田舎の方はまだ俺ルールが蔓延している可能性もあります。
自転車旅中の食事
大きく分けて、レストラン、ファストフード店、コンビニ、屋台、で飲食物が買えます。順に従って値段も安くなるイメージです。
〇レストラン:普通に日本と大差ない印象。
〇ファストフード:ケンタッキーやマクドナルドの他に、牛乳大王という店が多い(あまり美味しくなかった)
〇屋台:多種多様で良く使うのは中華料理店や肉まんとか小籠包が売ってるとこ。the 台湾な「魯肉飯」などはこういうところで30円とかで食べられます。まあ…美味しいですよ。
あとお茶のスタバ的な屋台が腐る程あって、メニューが無茶苦茶多くて、普通に美味しい。
〇コンビニ:ファミマとセブンイレブンが殆どで品揃えは弁当が売り切れた日本のコンビニみたいな
〇中華料理店:すごく美味しいけど割高
〇朝食:コンビニや屋台でフルーツを購入。完熟マンゴーは日本では高いけど台湾では一個数十円!スイカやパインアップルは三つで100円ぐらい。
台湾は人が温かい
台湾人は極めて親日でした。リーベンリー(日本人)!と言うと、割と丁寧に対応して頂けた。
中国語は喋れないと言うと、どっかから英語か日本語が話せる人を連れて来てくれることも多いです。街中でも自転車旅が珍しいのか、良く声をかけてもらえます。
まとめ
台湾を自転車旅をしました。大変楽しく充実した旅行が出来ました。
海外を自転車で走るには、近いし親日だし、かなりイージーな部類だと思います!ワクワクした「あなた!」是非行ってきてください。
ちなみに、9日間の旅程をとっていましたが結局6日で台北に辿り着き、その後はバックパッカースタイルで台北周辺を観光しました。全て自転車と考えずバックパッカースタイルの準備もしていくのもよいかと思います!