自宅本格防音室の作り方!工事業者の選び方やお値段まで!

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どうも、得する情報をお届けするmoririkuです。

僕は趣味でギター、友達とバンドを組んでおり、新築するときは自宅でドラムまで叩ける本格防音室を作りたいなあと漠然と夢を抱いていました。

1年半前に一戸建てを建てるときに、その夢を叶えました!

施工を決めるときにネットを使って情報収集をしましたが、あまりに情報が少なく、不安でした。

不安だらけの中、置き型防音室(YAMAHAアビテックス)、本格防音室工事施工業者(フジ音響システムズ、リブテック、DAIKEN)、自作防音室など色々検討しました。僕は最終的に「フジ音響システムズ」さんにお願いしました。本ブログでは、実際に生ドラムを夜中に叩いても問題ないレベルの防音室を持っている私が、その施工までの経験をまとめます。

目次

目的を決める

まず、防音室を作るときに、その防音室で何をするのか具体的に考えることです。なぜなら目的に応じて必要な防音性能が変わり、防音室の値段は防音性能に比例して高くなるからです。

先にお話しすると本格防音室はだいたい300-400万円ほどかかるため、そう何度も作ることは出来ません。そのため、今だけでなく将来に渡って自分がその防音室でやることを決めることが大事だと考えます。

僕の防音室の使い方

このブログに訪れている方は、防音室に興味がある方なので主とした目的は決まっていると思いますが、防音室でどんなことが出来るのか?というところを僕なりに挙げてみます。

 

①楽器演奏(ドラム、ギター、ベース、ピアノ…etc)

②カラオケルーム

③シアタールーム

④スポーツ観戦(DAZNなどを利用して)

⑤音楽鑑賞

⑥大画面、高音質でゲーム

必要な防音性能は?

防音対策.com様より転載

防音性能について調べると、上図のようなD値を元に必要な遮音性能を計算するものが必ず出てきます。そして、各メーカーもD値で「D60 の遮音性能」とかと広告しています。しかし、実際に見学に行くと違います。

生ドラムも問題なし!と書いてあっても、大丈夫じゃないぐらい音が漏れるメーカーもある

上記は十分に注意してください。各メーカーに音が漏れていることを指摘しても、「音の感じ方は人それぞれですので」と決まって言います。その通りなのでしょうが…。やはり決めるまでに必ず自分の耳で本物を確認してください。

僕が検討した防音業者のドラム室目線での感想

フジ音響システムズ

僕が契約した業者です。愛知県にある防音業者で、県内、近隣県なら施工可能だそうです。この業者はショールームは持っておらず、実際に見たいことを伝えると、こちらで施工された個人宅で実際の出来上がりを見て体験させて頂けます。僕も実際に見せて頂き、フルサイズの生ドラムを思いっきり叩いても、家の外に音が漏れず、さらには家にいる他の人もほかの部屋でテレビでもつけていれば気にならないレベルに防音性能が良かったです。

もちろん、この経験が決めてで契約させて頂きました。ドキドキが止まらなかったです。

リブテック

全国展開しているリブテック様です。僕の住んでいる愛知県では日進市にショールームがあったので、実際に見に行きました。

リブテックHPより転載

バンドの練習時のスタジオに行った感覚で、中でドラムを叩いても、ギターを弾いても聞こえは完璧で正に求めていたスタジオだ!と思いました。大満足して帰宅しようと外に出たところ、かすかにドラム音が聞こえてきました。気になって、ショールームの外壁沿いを歩いてみると、ドラム音が聞こえました。バスドラのみ、とかクラッシュのみ、とかでなく何を叩いているのかわかるレベルで聞こえました。

こちらのショールームの所在地は比較的車通りの多い道に面しており、もしあなたの家がそういう土地にあるなら問題にならないレベルです。しかし、比較的静かな住宅街に作ろうと考えている方は、ドラムなど大変大きい音が出せるのは昼間だけですね。

DAIKENプレミアム防音

僕の家は住友不動産で建てました。住不は建具でDAIKENの採用があったため、住不の営業担当から勧められて名古屋のショールームを見に行きました。ドラム室なので、最高グレードのプレミアム防音の体験です。

DAIKEN HPより転載

一番オシャレです。ショールームの中に入った瞬間にこれイイ!となりました。オシャレだからです。そして、残念ながらドラムは置いておらず、電子ドラム音を録音したものを爆音で流すという体験をさせて頂きました。中での音は、吸音など考えられており聴きやすいと感じました。しかし、ショールームから出ると…驚くほど漏れています。電子ドラムでこれだけ漏れてしまうようだと、無理です。

ドラム、ピアノなど楽器用途では難しいですが、シアターレベルの用途ならおしゃれですので良い選択だと思います。

YAMAHA アビテックス

こちらのタイプは普通の家に後から箱型の部屋を置くタイプです。大がかりの工事は不要ですので、簡単ですし、あとから防音がいらなくなって部屋が邪魔になるなんてことになっても処分すれば普通の部屋に戻ります。

しかし、防音性能はそれなりです。普通に漏れますので、そのまま弾くより良いかなというレベルです。もちろん生ドラムは不可です

自作防音室(おまけ)

おまけで、自作防音室と検索すると、こういった商品も出てきます。アビテックスのもっと安い版というものです。試してはないですが、多少の防音効果でしょう。

費用は?

最初に書きましたが、「生ドラムまで必要」となると、350-400万円程度かかります。本格シアター用途だと200万程度。と、ドラムなどの打楽器の「振動」まで止める必要があるかどうかで値段は大きく変わります。

もし、あなたが防音室でやりたいことがあるなら、それが十分に出来るだけの性能を持った防音室は妥協せずに作ってください。中途半端は必ず後悔します。

最初お値段聞いた時はビビった。

ちなみに、我が家の防音室にはバンドスタジオみたいなスチール製のドアを2枚採用していますが、このドアが1枚80-90万します。しかし、業者の方からいわせると、部屋の中で唯一穴が開いているのはドアだけだから、ドアの防音効果は自宅内への防音効果に直結します、ということでした。

1枚スチールにして1枚木製(50万ぐらい)にするかなど悩みましたが、やはりスチール2枚にしてよかったと思っています。

我が家の防音室です。いずれ生ドラム買います。

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