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庭を掘ろうとスコップを刺したら、
ガツッ。
全然入りません。
我が家の庭はもともと駐車場だった土地で、砂利と石が大量に混ざったカチカチの地面でした。
家庭菜園を作りたくて、普通のスコップ、畑用の道具、備中鍬、雨上がりの作業など、いろいろ試しました。
そして最終的に一番役立ったのが、つるはしです。
先に結論
我が家のような「スコップが刺さらない硬い地面+大量の石」という庭では、
つるはしで硬い層を崩す → 備中鍬で崩した土を取り除く
この方法が一番作業しやすかったです。
「庭の土が硬すぎて掘れない」「何度スコップを刺しても全然進まない」という方は、同じような土地かもしれません。
この記事では、僕が実際に全部試した結果を紹介します。
畑作りを最初から見たい方はこちら
結論:石だらけの硬い庭では「つるはし」が一番使えた
まずは、実際に僕が試した結果です。
| 試したもの | 結果 | 実際の感想 |
|---|---|---|
| 普通のスコップ | ほぼ掘れない | 先端が曲がってきた |
| 畑用のスコップ | ほぼ掘れない | 足で踏んでも入らない |
| 備中鍬 | 少しマシ | それでもほとんど進まない |
| 雨上がり | 少しマシ | 石には意味なし |
| つるはし | 掘れた | 振った分だけ確実に進む |

普通の畑を耕すだけなら、備中鍬などで十分だと思います。
ただ、我が家の場合は単に土が硬いだけではありません。
硬く締まった地面の中に大量の石まで混ざっている。
そのため「土を耕す」よりも、まず固まった地面そのものを壊す必要があったんだと思います。
我が家は元駐車場。最初は普通に掘れると思っていた
家を買う前から、一戸建てを持つなら家庭菜園をやりたいと思っていました。
土地を見に来たときにも、地面を石でコンコン叩いてみたことがあります。
確かに硬い。
でも表面は多少削れたので、
「まあ、このぐらいなら自分で何とかなるかな」
ぐらいに思っていました。

外構工事で重機が入ったときには、畑予定地もショベルカーで表面を少しだけ掘ってもらいました。
表面にあった砂利も減ったので、
「これなら余裕じゃん」
と思った記憶があります。
全然余裕ではありませんでした(笑)
普通のスコップでは半日やってもほとんど進まない
畑にしようとした場所は、およそ幅1.5m×3.5m程度。
まずは普通の大きめのスコップで掘り始めました。
ところが、
ザクッ。
ではなく、
ガツッ。
です。
スコップで土を掘るというより、何度も地面にぶつけて表面を少しずつ削る感じ。
削れた土をどかして、またガツガツやる。
これを数時間から半日ぐらい繰り返しました。
少し離れて見てみると、
「これ、何か変わった?」
というぐらいしか進んでいません。
手もかなり痛くなり、スコップの先端も曲がってきました。
このペースでは、畑が完成する前に季節が変わります(笑)
約4,000円の備中鍬を買えば解決すると思った
そこで調べて見つけたのが、備中鍬(びっちゅうぐわ)でした。
先端が数本の爪に分かれているので、普通のスコップより硬い土に食い込みやすそうです。
「これだ!」
と思ってホームセンターへ。
昔の記事を見返すと、当時の購入価格は約4,000円でした。
ただ土に穴を掘りたいだけなのに4,000円。
こういうところには結構ケチなので、まあまあ悩みました(笑)
でも、あのスコップ作業を続けるぐらいなら、4,000円で一気に終わる方がいい。
自信満々で買って帰りました。
そして振り下ろします。
カツン。
もう一度。
カツン。
全然掘れません(笑)
スコップよりはいくらかマシでしたが、期待していたようにザクザク掘れるわけではありません。
4,000円使ったのにこれか……。
当時の記事にも「泣きそうになりました」と書いていましたが、本当にそんな感じでした。
「雨が降った翌日なら掘れる」も試した
さらに調べると、硬い土は雨上がりに掘ると柔らかくなって作業しやすいという話が出てきました。
確かにそれならいけそうです。
ちょうど夏だったので、ザーザー雨が降った翌朝、土が乾いてしまう前に備中鍬を持って庭へ。
今度こそ。
ガツン。
……。
正直、ほとんど変わりませんでした。
表面は多少柔らかくなっています。
ただ、その下までいけばいつものカチカチ地面。
そして何より、
石は雨で柔らかくなりません。

掘り出した石がこれです。
実際には、この写真よりさらに大量に出ました。
ここでようやく、
「土を耕す道具じゃなくて、固まった地面そのものを崩す道具がいるんじゃないか?」
と考え方を変えました。
最終的にたどり着いたのが「つるはし」
石が多い硬い地面をどうやって崩すのか調べていて、つるはしにたどり着きました。
名前はもちろん知っていましたが、それまで使ったことはありません。
硬い地面や石を崩すための道具。
いや、まさにこれじゃん。
ということで、またホームセンターへ。
昔の記事の記録では、柄と刃を合わせて約4,500円でした。
すでに備中鍬に約4,000円。
さらに4,500円。
最初から買っておけばよかった……。
と思いながら購入しました。
初めて「振った分だけ進む」道具だった
家に帰って早速振り下ろします。
ガツン!
刺さった。
もう一度。
ガツン!
また刺さる。
掘れる!惚れる!!!
もちろん、一振りで大きな穴が開くわけではありません。
つるはしの尖った部分が入る面積は小さいので、1.5m×3.5mを掘るには何度も何度も振る必要があります。
かなりの肉体労働です。
それでも、それまでの道具とは決定的な違いがありました。
振った分だけ、確実に前へ進む。
半日頑張ってもほとんど変化がない作業と、少しずつでも確実に地面が崩れていく作業では、精神的にも全然違います。
実際は「つるはし+備中鍬」の組み合わせが使いやすかった
つるはしだけですべて掘ったわけではありません。
最終的にやっていた流れはこんな感じです。
- つるはしの尖った側で硬い層を崩す
- 反対側の少し広い側でもう少し崩す
- 備中鍬で崩れた土を掘り起こす
- 下から出てきた硬い層をまたつるはしで崩す
最初は全然役に立たないと思った備中鍬ですが、一度つるはしで崩した後の土を取り除くにはかなり使いやすかったです。
つるはし=壊す役
備中鍬=崩れた土を掘る役
という感じです。
掘った後は「ふるい」も必要になった
つるはしのおかげで地面は掘れるようになりました。
でも今度は、掘った土の中に大量の石が入っています。
最初は手で分けようとしました。
その後100均のふるいも試しました。
これもダメでした(笑)
農業用のちゃんとしたふるいに変えたところ、作業効率が劇的に上がりました。
100均と農業用ふるいの違いについては、別記事で詳しくまとめます。
つるはしを使うときは安全にも注意
- 周囲に人がいないことを確認する
- サンダルなどで作業しない
- 石の破片が飛ぶ可能性を考える
- 疲れてきたら無理して振らない
- 広範囲なら重機や業者も検討する
つるはしはかなり大きく振って使います。
我が家程度の面積でもかなりの回数を振ったので、無理をしないことも大事です。
まとめ:スコップが刺さらないなら、力より道具を変える
最初は普通のスコップで何とかなると思っていました。
備中鍬を買い、雨上がりにも挑戦しました。
それでも、石が大量に入った我が家の土地にはほとんど歯が立ちませんでした。
実際に一番良かった方法
つるはしで硬い層を崩す → 備中鍬で崩れた土を取り除く。
この方法に変えて、ようやく作業がまともに進むようになりました。
スコップで何時間も頑張って、
「自分の力が足りないのかな……」
と思っている方。
土地が我が家と同じ状態なら、たぶん腕力の問題ではありません(笑)
道具を変えてみてください。

そして次は、大量に出た石と土を分ける作業です。
100均のふるい→失敗→農業用ふるいに替えた話は、次の記事で詳しく書きます。
畑作りを最初から最後まで見たい方はこちら
頑張ってください!

