土壌改良の仕方をどこよりもわかりやすく説明!はじめよう♪土作り

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どうも、得する情報をお届けするmoririkuです。

昨年、カチカチで瓦礫だらけの庭を自力で掘り起こし、畑を作りました。とりあえず「野菜の土」と「バーグ堆肥」をテキトーな分量入れて化成肥料だけを追肥として入れて春野菜~根菜までやってみたけど、うまくいく野菜・うまくいかない野菜が出てしまいました。

参考:庭の有効活用!意外と簡単!畑の作り方

そこで、土壌づくりについて勉強し、自分の土の質を知るために行う4つのことについてまとめました。

今回は、土質の改善が必要と判断された方の改善方法についてまとめてみます。

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一度、最初にやるべき4つのことを見てから、このブログに目を通してくださいね♪

目次

砂質土の改善が必要な場合

実は砂質土の場合はそのままでも野菜は作れます。ただ、保水力と保肥力が劣るので、こまめに水やりと施肥をして頂けばふつうの野菜は育ちます!こまめに養水分を管理するのは面倒だし、無理!という方は改善が必要です。

砂質土の改善

粘質土(黒土や赤土、水田土壌など)

土をふかふかにするもの(バーク堆肥や腐葉土)

この2つを同時に1平米当たり3㎏投入し、十分に耕します。

粘土質の改善が必要な場合

サトイモや枝豆はそのままでも収穫できます。それ以外の場合は改善が必要です。

粘土質の改善

川砂、パーライト、バーミキュライト 5L/平米

堆肥(バーク堆肥、腐葉土) 毎年2-3kg/平米

この2つを同時に投入し、20-30㎝ほどしっかり耕す。

作土層に15㎝以下しか棒が刺さらない、瓦礫が多い場合

  • 根が十分に腫れない
  • 肥料保持能力が低い
  • 乾燥時地中の深い所から水分を吸収できない

などさまざまな理由で、作土層が浅いことは問題となります。

必要な深さは30㎝

ですので、ショベルの頭がすっぽり埋まる程度は頑張って耕してください。

瓦礫(石含む)が多すぎる場合は畝を高く立てて畝を含めて30㎝の深さを保ってください。

もちろん、何作かにわけて少しずつ瓦礫を取り除く努力は行ってください。

地下水位が高い場合

常に畑の土が湿っていると思います。サトイモなど、湿った環境を好む作物はそのまま育ちます。

しかし、通常野菜は根腐れしてしまいます。

根本的な改善には工事が必要で、大掛かりになります。

手っ取り早く改善させるには、高畝にしましょう。地下水位から数えて深さ30㎝以上を目指して畝を立てます。

土壌の酸性が強い場合(pHが低いこと)

pH調整のための石灰資材の投入量目安(1平米当たり)

資材 pHを1.0上げる量 1回の上限量
苦土石灰(おススメ) 100g 200-300g
消石灰 90g 180-270g
貝化石 120-150g 240-360g
カキ殻石灰 130g 240-360g

1.上記を参考に量を決め、畑に均等に投入

2.深さ20㎝~30㎝程度まで耕して土になじませる

3.効果発現まで10日間程度

※堆肥を同時に行うと窒素成分が逃げてしまうので、堆肥→石灰と1週間おいて行うこと

土壌のアルカリ性が強い場合(pHが高いこと)

原因は肥料の施しすぎだと思うので、撒く量を次からは考えましょう。

ほうれん草、小松菜、にんじんなどを3-4回作る

これらの野菜は石灰や苦土を好みます。そのため野菜に余剰な養分を吸収してもらって土壌改良することができます。

硫安(窒素肥料)や硫酸カリ(カリ肥料)など、土を酸性にする肥料を撒く

土のECに改善が必要な場合

土のEC値

0.3mS(ミリジーメンス)/㎝以下:通常通りの施肥を行う

0.3-0.5mS(ミリジーメンス)/cm:元肥の量を1-2割減らす

0.5-0.8mS(ミリジーメンス)/cm:元肥の量を3-4割減らす

0.8ms(ミリジーメンス)/cm以上:5割ほど元肥の量を減らす。

元肥の量を上記に示した通りにして作物を育てた時、茎葉の色が濃緑色の場合は、まだ肥料が多い状態なので追肥の量、回数を減らして対応してください。

 

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