部屋の空間を広く使いたい!ロフトベッドいいよねー、でも部屋のサイズに合わないから逆に狭くなっちゃうよね。
今回は、じゃあ自作してしまおう!という話です。
ロフトベッドを自作?
僕は趣味でギターを弾いたり、バンド活動をしていたりするので住宅を新築する時のこだわりとして防音室を作ったことを以前紹介しました。
防音室は室内6畳程度と広めには作ってありますが、バンド・映画・カラオケなど防音室をフル活用していくと空間を広くしたい!という考えからロフト空間を思いつきました。
ちなみにベビーベッドも作ったので、その際の話も見たい方は是非こちらも併せてご覧ください。
既製品はサイズが合わない
ロフトベッドを置きたい場所の長辺の長さが180cm。通常サイズのベッドは210cm程度なので、180cmのロフトベッドはレアです。
検索すると、このようにベッドの長さを変えられるレア商品はありますが5万円以上と結構高額商品です。
そこで、DIYなんてやったことありませんが、以前より興味のあった木工品のDIYに挑戦してみることにしました。普通は自分で作ろう!なんて発想にならないのかもしれませんがw僕の場合、以前より木工に興味があったので大物へ取り組めるので張り合いがあります。ですので、今回は超初心者が作ってみたという話です。
ロフトベッド作成のための準備
どうやって作るか?Google先生で検索しまくって先人の方のブログをチェックして、情報を得ました。木材については、コストダウンするために2×4材、1×4材というのを使うと良いことがわかりました。必要な器具としてインパクトドライバー(電動ドライバーの強いやつ)、サンダー(電動やすり)が必要であることがわかりました。
2×4材?
これまで木材を見たことなんてほとんどなかったわけですから、木の種類なんて知る由もありません。コメリさんのHPで分かりやすく記載があったので紹介します。
2×4材…
樹種は、「SPF(エスピーエフ)」と呼ばれるもの。 これは、スプルース(Spruce、米トウヒ)、パイン(Pine、マツ類)、ファー(Fir、モミ類)などの常緑針葉樹の総称で、いずれも成長が早く加工がしやすいことから、建築材である2×4材に適しているとして昔から使われてきました。主産地はカナダ、アメリカです。
コメリHPより
どこが安い?
自宅から近くのホームセンターをいくつか回り調査しました。当然かもしれないですが同じ店なら店舗が違っても同じ値段でした。
- カーマ
- コーナン
- ジャンボエンチョー
- ケイヨーデイツー
- スーパービバホーム
スーパービバホームは安い!本当です。このベッドを作って3年後の今リライトしてますが、現在でも木材の価格はスーパービバホームが安いです。我が家からはカーマが近いのですが1時間かけてでも買いに行きました。
必要な工具
僕が購入した電動工具
- インパクトドライバー
- サンダー
木材探しと共に各店舗の値段相場を確認しましたが、両方で2−3万円程度必要でした…。高い…。初DIYですし、業者さんほどヘビーユースする予定がないので工具はなるべく安く買いたいところです。そこで中古の工具屋さんにに行ってみました。インパクトとサンダーの2つで1万円ほど(インパクト7000円、サンダー3000円)で購入しました。インパクトドライバーはMAKITA製の評判がいいのでMAKITA縛りで探しました。型式が古いのでスイッチの押し具合でネジ込みのスピード(強さ)を調整する機能はないようでしたが、まあ普通に使えてます!ちなみにバッテリーは、ちゃんと寿命が近くないかチェックしてもらってから購入しました。
工具の選び方
インパクトドライバー
MAKITAのインパクトドライバーはバッテリーの大きさでねじ込む強さ、値段が変わるようです。「10.8V、14.4V、18V」の3種類あり、僕は14.4Vのものでしたが、木の硬い部分にねじ込む時などに力不足を感じました。このロフトベッド以降もDIYの趣味が続いている今、18Vにしておけば良かったなとは思っています。が、14.4Vはコストパフォーマンスは良いので、とりあえず普通に出来れば良いや!って方は14.4Vはおススメです(笑)
サンダー
電動やすりです。手動でもこすれば良いだけなんですが、電動化は楽ですよー、もう戻れません。そしてベッドレベルの大きさを造るなら必須だと思います!
MAKITAで揃える財力があるなら、インパクトと同じ14.4Vのものにしておくとバッテリーは別で買わなくて済みます。僕は財力がないので、ブラックアンドデッカーというメーカーの電源コードで電源取るやつを中古で3000円ぐらいで購入しました。問題なく使えていますよ。
ベッドの図面は?
僕はAmazonさんで、ロフトベッド製作の指南書を発見したのでこちらを購入して参考にさせて頂きました。
ベッドの作成方法は?
図面は上記で手に入れて頂いてw寸法だけ自分に合うように計算し直せば、あとは製作するだけです!
先に述べたように、初DIYです。インパクトドライバーだってサンダーだって初めて扱います♪でも、1日で完成しました。もちろん、朝から晩まで没頭しました、ご飯も作りながら食べるぐらい。短期集中型です。
DIYを何度かやっている方なら、この作成中の写真を見て頂ければ、図面が無くても作り方がわかるのではないでしょうか?
どのくらいの費用、時間がかかったか?
費用
木材:約1万円
ねじ:約500円
工具:約1万円
養生シート:300円
合計:約21000円(ただし工具をもっている方は11000円ぐらいです)
木材カットはプロに全てお願いしました。
先の図面を購入した場合は木取り図も載せてもらっているので、寸法を変えた人は寸法だけ書き直して店員に渡すとミスが起こりづらいし、早く伝わります。もし図面なしで行くという場合も木取り図は作った方が良いです。
このロフトベッドの後に、デスクもDIYしているのですが、この時に寸法を間違えてカットされまして….。ただ、ちゃんとわかりやすく木取り図は渡していたので、これがエビデンスになって弁償してもらえました。人間なのでミスは起こりますので、リスクマネージメントは大事ですねw
もしも、木材の切り出しも自分でやる!という方は、丸鋸かジグソーがあると便利です。丸鋸は直線、ジグソーは曲線を切るのが得意ですが、ジグソーは両方切れるのと、丸鋸より安全ということで、僕は今はジグソーを持っていて使用していますが、初心者DIY用途なら直線切る場合も、ジグソーで必要十分だと思います。
ネジはコーススレッドという細くて、ねじ込む時に木が割れにくいというものを選択しました。多分コーススレッド以外選択肢はないです。
完成までの所要時間
計画立案
無限ですね…。1ヶ月以上考えていたと思います。しかし!この記事をここまで読んで頂いた方は、かなり時短できるのでは?と自負しています(笑)。
資材購入
・電動工具:2日ぐらい(店を回って、検討した)
・木材等:半日(計画通り購入していくだけですが、カットをお願いしましたので)
作成
・8時間程度
木材カットをプロにお願いしたのが大きいですね。単純にヤスリがけと組み立てだけになりました。凝る人や環境によってはニス塗りや塗装などもされるかもですね。
ちなみに、僕は手先は不器用ですし、初DIYですし、インパクトドライバーもサンダーも初めて使ったので、説明書などを読みながらやって8時間程度でしたので誰でもこれぐらいでしょう!
最後に
ロフトベッドは隠れ家感満載ですし、最高の遊び場?寝床?になること間違いないです!
ベッドの強度は65kgと50kgの人間が同時に乗っても全く問題ないことは確認しています。とっても高強度ですよ!是非作ってみてくださいね!